徳島ビル放火の被告、北新地の放火事件に「自分と無関係でない」

吉田博行
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 徳島市で昨年3月、ご当地アイドルグループのライブが開かれていた雑居ビルが放火された事件の裁判員裁判で、殺人未遂や現住建造物等放火などの罪に問われた無職岡田茂被告(39)の被告人質問が19日、徳島地裁であった。被告は、昨年12月に大阪市北区のクリニックで起きた放火事件に触れ「自分が無関係とは思っていない。どんな刑でも受け入れる」と述べた。

 検察側は、被告が事件当日、京都アニメーション放火事件の関連動画を携帯電話で見た後、携行缶でガソリンを雑居ビル内に持ち込み、放火したと主張している。被告は、京アニ事件を「参考にした」とも述べた。

 この日は、被害者の意見陳述もあった。ライブ参加者の一人は「京アニの事件を思い出し、恐ろしい気持ちになった。大阪の事件の容疑者も今回の放火の記事を目にしていたとされ、平穏な日常が脅かされている。考えられる一番厳しい処罰を」と述べた。(吉田博行)