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感染警戒レベル、能代など4市町「3」に引き上げ

新型コロナウイルス

佐藤仁彦
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 秋田県は19日、コロナ対策本部会議を開き、能代保健所管内で特に新型コロナウイルスの感染者数が増えているとして、5段階中「2」としてきた県の感染警戒レベルを、21日~2月4日まで同管内(4市町)のみ「3」に引き上げることを決めた。また、必要に応じて、無症状や軽症の感染者に自宅療養を導入する。

 1月以降、県内では感染者が急増し、18日現在の総療養者数は227人。99%が軽症・無症状者だといい、宿泊療養者数は87人。入院53人の1・5倍に上る。無症状でも全員、宿泊療養施設に入所させてきたが、オミクロン株は軽症・無症状の割合が高く、宿泊療養施設の居室が足りなくなる事態が想定されると県は判断。①入院病床の使用率が最大確保病床の4割程度(約110床)②宿泊療養施設の使用率が確保室数の4割程度(約160室)のどちらかに達し、病床や居室の不足が想定された段階で、自宅療養を始める。

 具体的には入院・宿泊療養者のうち症状が軽くなった人や、40歳未満の無症状・軽症者が対象となる。県内60の診療所などが療養者の健康観察を続け、県がパルスオキシメーターの貸し出しや食料品や日用品の配送を手配する。

 一方、レベルを3に引き上げる能代管内(能代市、藤里町、三種町八峰町)は、1月(18日まで)の県内の感染者数237人のうち97人と多い。県は「一つのクラスターが次のクラスターを生む状況で、更なる感染の広がりが懸念される」として、管内の住民に、集会・イベントなどの開催を慎重に判断することや、混雑する場所をできるだけ避けることを求める。

 会議後、会見した佐竹敬久知事は、県民全体への呼びかけとして「県外との往来、特にまん延防止等重点措置区域との不要不急の往来はなるべく控えてほしい。不特定多数による飲食を伴う会食も避けてもらいたい」と述べた。佐藤仁彦

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 秋田県と秋田市は19日、新たに44人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも軽症か無症状だが、1日あたりの新規感染発表では、昨年8月24日の50人に次いで多く、今月17日の43人を上回り、過去2番目を更新した。能代保健所管内では、会食クラスター(感染者集団)が発生した。県内の累計は2215例となった。

 新規感染者の居住地は、保健所管内別に秋田市16人▽能代15人▽大館7人▽秋田中央3人▽由利本荘2人▽北秋田1人。

 能代管内では、知人同士の会食で4人の感染が判明し、既存の感染者2人と合わせ計6人のクラスターに認定された。うち1人は能代市山本郡選出の吉方清彦県議だった。

 能代管内ではほかに、職場クラスターとなった能代市二ツ井町庁舎の職員4人の感染が判明。クラスターは計11人となった。

 秋田市のうち、3人は互いに同居家族。その他の7人も、既存の感染者の同居家族や知人らだった。

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