元プロ投手の監督が公立進学校をコツコツ強化 選抜候補の国際情報

有料会員記事

佐々木洋輔
[PR]

 春の第94回選抜高校野球大会の21世紀枠候補になった国際情報(札幌市北区)。1995年創立の北海道立高ながら、近年の公式戦で準優勝、4強といった、甲子園まであと少しの成績を残してきた。練習環境の工夫や進学実績なども評価されての候補に選ばれた。部員たちは「悲願の初甲子園」を心待ちにしながら練習に励んでいる。

 1月上旬、部員たちは校内の駐輪場に風雪をしのぐ囲いを付け、防護ネットを持ち込んで練習していた。積雪でグラウンドが使えない冬季。私立強豪校のような練習環境はない。中島将輝部長(40)は「雪はハンディとは思わない。北海道なら当たり前のこと」と淡々と話す。

 白い息を吐きながら「イチ、ニィ、サン」と元気よくかけ声を出す部員たちを、有倉雅史監督(54)が見守る。有倉監督はプロ野球日本ハムなど3球団でプレーした元投手。2001年度に道教育委員会が始めた「特別選考」で公立高教諭になった。私立に比べて部活動の時間や監督裁量は限られるが「授業も部活動も、様々なかたちで指導がしたい」と選んだという。

 そんな有倉監督を慕い「公立…

この記事は有料会員記事です。残り352文字有料会員になると続きをお読みいただけます。