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宮崎県、2度目のまん延防止等重点措置 都城市と三股町に時短要請

新型コロナウイルス

大畠正吾、神谷裕司
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 かつてない新型コロナウイルスの感染拡大が起きている宮崎県内にも、「まん延防止等重点措置」の適用が19日、決まった。県は21日~2月13日、都城市と三股町を対象に飲食店の時間短縮などを求めた。河野俊嗣知事は「感染爆発が起きており、県民一人ひとりが感染防止に努めてほしい」と呼びかけた。

 重点措置の適用は、県内では昨年8月に宮崎市日向市、門川町に適用されたのに続き2度目。

 県内では19日、初の200人台となる235人の感染を発表。クラスター(感染者集団)も第6波で18件発生している。なかでも都城市と三股町は成人式後の会食などで7件のクラスターが確認され、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は195・9人に達した。河野知事は「東京都と同じようなレベル。感染は子どもたちにも広がっており、より強い対策で早期に抑え込む必要がある」と述べた。

 要請の柱は、2市町の飲食店への午後8時までの営業時間短縮と終日の酒類提供停止。2市町には16日から県独自の時短要請が出ており、これを継続する形になる。混雑した場所への外出自粛や高齢者施設などでの面会制限も求める。

 飲食店に支給する1日2万円の協力金は、適用によって3万~10万円となる。感染対策がとれていると認めた認証店と非認証店で金額に差はつけない。

 都城市と三股町の飲食店など約300事業者でつくる「宮崎県飲食業生活衛生同業組合都城支部」の松宮州平理事(47)は「(都城市の繁華街の)牟田町など年末から成人の日にかけて人出が多く、飲食店でのクラスターも発生してしまった。とても遺憾に思う。飲食を通じて安全と健康を市民らに提供するのも組合の役目なので、地域の食文化を守るためにも、国や自治体の判断を尊重して、全力で協力していきたい」と話した。(大畠正吾、神谷裕司)

     ◇

 宮崎県と宮崎市は19日、新たに235人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2日続けての最多更新で、200人台は初めて。クラスター(感染者集団)も9日連続で確認された。県感染症対策室の担当者は「感染が爆発している状態」と強い警戒感を示し、マスク着用など基本的な感染対策を求めた。

 クラスターは4件確認された。延岡・西臼杵圏域の県立学校で男子生徒6人と30代の女性教職員1人が感染。日向・東臼杵圏域でも男女の生徒9人の感染が確認された。

 成人式後の会食でも2件を確認。都城市では約40人がマスクを外して飲食をし、男女7人が感染。延岡市でも17人の会食で男性5人の感染がわかった。

 18日時点の入院患者は60人で、病床使用率は22・1%と初めて20%を超えた。宿泊施設などでの療養者は470人で、このうち自宅療養は305人。入院・療養を調整中の人は476人いる。感染者累計は7219人。

 居住地の内訳は宮崎市90人、都城市61人、延岡市29人、三股町20人、小林市9人、新富町4人、日向市、高鍋町大阪府各3人、西都市国富町各2人、川南、都農、門川、美郷、高千穂、日之影各町、福岡県茨城県神奈川県各1人。(大畠正吾)

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