北朝鮮、「全ての活動の再稼働」検討 核実験、ICBMの再開示唆か

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ソウル=鈴木拓也
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 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、19日に金正恩(キムジョンウン)総書記が出席した朝鮮労働党中央委員会政治局会議が開かれ、米国の軍事的脅威を理由に「暫定的に中止していた全ての活動を再稼働する問題を、迅速に検討するよう当該部門に指示した」と報じた。核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の再開を示唆し、米国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

 同通信によると、会議では対米関係を取り上げ、米国のトランプ前大統領と正恩氏が行った2018年6月の米朝首脳会談後、北朝鮮は、朝鮮半島情勢の緩和局面を維持するために誠意ある努力を傾けてきたと評価した。

 だが、米国が、韓国との合同軍事演習を続け、戦略兵器を朝鮮半島の周辺地域に投入するなど「我が国の安全を重大に脅かした」と問題視。「米国の敵視政策と軍事的脅威がこれ以上黙認できない危険な境界に達した」とした。バイデン米政権にも言及し、「我々の自衛権を骨抜きにするための策動を執拗(しつよう)に続けている」と批判した。

 会議では、米国との長期的な…

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