自動車保険、ドラレコ特約が進化 保険料割引や道路点検も

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高橋諒子
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 損害保険各社が、自動車保険の特約として契約者に貸し出しているドライブレコーダー(ドラレコ)のデータを使った新たなサービスを相次いで打ち出している。人口減少で損保の主力である自動車保険の成長が見込みにくいなか、新たなビジネスにつなげたり、商品の差別化をはかったりする狙いがある。

 三井住友海上保険は昨年12月、画像分析を得意とする東大発のベンチャー企業と組み、ドラレコの映像データによって自治体の道路点検を支援するサービスを始めた。データは、ドラレコを貸し出す特約付きの自動車保険に加入する地元の物流業者などから集める。ドラレコが道路の亀裂やくぼみを検知すると、地図上に該当箇所を記録し、映像を保存する仕組みだ。

 これまで自治体による道路の点検は専門職員らが目視で行っていて、人手やコストが負担になっていた。一方、交通事故の原因となる道路の損傷は保険金を支払う損保にとっても悩ましい課題だった。

 約5年前から導入され始めた…

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