海底火山の大規模噴火で被害を受けたトンガに救援物資を届けるため、ニュージーランドやオーストラリアの救援機が20日、相次いで現地に到着した。
ニュージーランドのC130輸送機は現地時間の午後4時すぎ、トンガの首都ヌクアロファ近郊の空港に着陸。空港では、トンガ軍やボランティアなどが進めていた滑走路の火山灰の撤去がほぼ終わったという。
20日午後に記者会見したニュージーランド軍のジム・ギルモア少将は、新型コロナウイルス対策のため「物資の受け渡しでは、地上側の誰とも接触しない」と説明した。物資はすべて消毒したほか、隊員は防護服を着用。物資を下ろしたところで撤収し、その後にトンガ側で回収してもらう形をとったという。
マフタ外相は20日の声明で…