東京の高校生、辺野古で「対立」する住民2人に会って、考えた
福井万穂、伊藤和行
東京の高校生たちが、沖縄県名護市辺野古の集落を訪れた。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先とされ、四半世紀にわたり容認か反対かで引き裂かれてきた街。生徒たちは現地を歩き、住民と出会い、考えた。
今月11日、東京都小金井市にある中央大学付属高校の図書館で、生徒たちがグループに分かれて話し合っていた。
「基地を沖縄以外に移すのは無理なのかな」
「コロナが広がり、基地問題を改めて考えないといけないよね」
2年生約20人が辺野古を訪…