「家の横で爆弾が爆発したかと…」トンガ在住の男性が語る噴火の瞬間

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太田成美
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 「家のすぐ横で爆弾が爆発したかのようだった」――。大規模な火山噴火が起きた南太平洋のトンガ諸島で暮らすアリスタ・コルブリックさん(53)が20日、衛星電話を通じた朝日新聞の取材に、噴火当時や現在の様子を語った。

 コルブリックさんはトンガの首都があるトンガタプ島から北東に約300キロのババウ諸島で暮らす。海底火山があることは知っていたが、噴火の瞬間、何が起きたのか分からなかったという。「島民は皆おびえていた」

 島には高台があり、コルブリックさんはすぐに避難した。噴火から約45分後、高さ1メートル~1・5メートルほどの津波が襲うのが見えたという。「すぐに波が引き、何度も押し寄せていた」

 コルブリックさんの家の周辺では、家屋の倒壊などはなかった。噴火の翌日は火山灰に覆われていたが、その後、雨が降り続いたため、今は屋根に積もった灰は流れ落ちたという。自宅では普段から雨水タンクを生活用水に使っている。コルブリックさんは「雨が降ったのはラッキーだった。これでまた雨をためて使えそうだ」と話した。

 コルブリックさんは衛星電話を持っているが、島には1、2台しかなく、いまも一般の電話やインターネットはつながらない。「ニュースも見られず、皆がいまだに友人や家族と連絡がとれないので、とても心配している」

 同じババウ諸島に暮らす日本…

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