採ってはいけません! 環境省が北海道国立公園の指定植物公表

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松尾一郎
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 観光客やハイカーさん、決して採らないでね――。環境省は北海道東部の「知床」と「阿寒摩周」の国立公園2カ所で、環境維持や生物多様性の保全に重要な「指定植物」のリストを改訂して公表した。許可なく採取すると罰則を科されることもあり、注意を呼びかけている。

 同省は自然公園法に基づいて、知床で336種、阿寒摩周で378種を指定植物とした。主なものは、知床はハイマツやヒカリゴケ、トキソウなど。阿寒摩周ではトラキチランやサクラソウモドキなど。

 リストの大幅な見直しは1980年の制定以来初めてで、国立公園における生物多様性の維持を重視する観点から数年かけて行ってきた。知床では新たに153種を指定した一方で、存在が確認されなかった低木ハイネズなど63種を削除した。阿寒摩周では183種を新たに指定し、存在に疑義があるイワカガミなど5種を削除した。

 知床国立公園には165万人…

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