受験生狙った痴漢にNO 黄色いリボン つぶやきから行動へ

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田部愛、机美鈴、小寺陽一郎
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 入試日の受験生なら泣き寝入りするから痴漢し放題――。ネット上のこんな書き込みに、「#共通テスト痴漢撲滅」や「#withyellow」のタグをつけ、抗議の投稿をする動きが広がっている。防止策を求める声も各地で上がっており、対策を強化する鉄道会社や警察も出てきている。

 千葉県の男性(51)は、15日からバッグに黄色いリボンを結んで外出するようになった。

 男性はツイッターで、電車内などで黄色いものを身につけることで「痴漢をさせない」と意思表示する「#withyellow」運動を知り、「微力でも抑止に役立てれば。ピンクリボンのように定着したらいいな」との思いだったという。

#withyellow 2年前から

 大学入学共通テスト当日の15、16日のツイッターは「#受験生を守ろう」「#共通テスト痴漢撲滅」といったタグと並び、「#withyellow」の言葉と、黄色い衣服や持ち物を身につけた写真の投稿もみられた。

 「#withyellow」はベンチャー企業「RadarLab(旧名・キュカ)」が2年前に始めた。同社は痴漢などの被害を記録するアプリを開発している。注意喚起のイメージのある黄色に、「with」の言葉を足して、「見守る」という意味を込めた。

 2年前のセンター試験時は100人ほどが東京・渋谷に集まってアピールをしたが、昨年、今年はコロナ下でもあり、社としての呼びかけは控えた。だが今年は、自発的な活動や発信が相次いだ。

 男性はこれからもリボンを身につけ続けるつもりだ。「ツイッターで文句ばかり言っている自分が少し嫌になっていた。痴漢の呼びかけはあまりにも卑劣と思い、行動に移した」と話す。

過去に被害 書き込みに怒り

 「試験日は痴漢チャンスデイ…

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