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「喫煙歴あり」の重症化リスク、男性1.5女性1.9倍 コロナ患者

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林義則
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 過去に喫煙歴がある新型コロナウイルスの入院患者は、症状が重症化するリスクが喫煙歴がない患者に比べて1・5~1・9倍になるとの研究結果を、国立国際医療研究センターがまとめた。感染リスクも、喫煙していた人は、喫煙歴がない人の3~5倍になった。研究グループは感染予防を徹底するよう呼びかけている。

 全国742カ所の医療機関に入院したコロナ患者の症例をもとにした大規模な研究。このうち2020年1月~21年2月の患者から日本国籍がない人や転院者をのぞく約1万7700人を解析対象とした。

 年齢や入院時期の影響を除くと、喫煙歴はあるが現在は禁煙している「過去喫煙者」の男性が人工呼吸器の使用や死亡に至るほど重症化するリスクは、喫煙歴がない男性に比べ1・51倍、過去喫煙者の女性では喫煙歴なしの女性の1・94倍になった。患者の持病の影響を調整すると、リスクが上がる度合いは小さくなったが、傾向は変わらなかった。

 一方、入院当時も喫煙習慣の…

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