北海道でオオワシ鉛中毒死 捕食したエゾシカ肉に狩猟用の鉛弾か

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武沢昌英、松尾一郎
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 北海道浦河町で保護された国の天然記念物オオワシが、鉛中毒で死んだ。環境省北海道地方環境事務所は、道内での使用が規制されている鉛弾で狩猟されたエゾシカの肉を食べたとみている。今期のエゾシカ猟期で鉛中毒死が確認されたのは初めてだという。

 同事務所などによると、浦河町内の牧場で15日昼ごろ、牧場関係者が大型の鳥1羽を発見、翌16日も同じ場所にいたため、同日午後に町役場に連絡。希少種のオオワシだったことから道を通じて同日夜までに環境省に報告があった。

 同省の委託を受けて希少鳥類の保護、収容、治療にあたっている猛禽類(もうきんるい)医学研究所(釧路市)が17日にオオワシを保護し、治療にあたったが同日夜に死んだ。胃のX線写真から鉛ライフル弾の破片とみられるものが2個見つかり、血液からは高濃度の鉛が検出された。

 2000年以降、北海道は鉛…

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