コンビニトイレを「公共」に、買い物なしでも利用可 神奈川・大和市

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上嶋紀雄
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 神奈川県大和市は、市内のコンビニエンスストアのトイレを、「公共トイレ」として活用する事業を始める。市民が自由に利用できる公共トイレの充実を図るためで、2月からコンビニの協力店を募集する。

 市によると、市内の公共トイレは駅では大和駅に2カ所、つきみ野駅に1カ所あるだけ。公園には43カ所あるものの、治安の面で夜間は使いづらいという声があるという。2014年に内閣府が60歳以上の男女6千人を対象に行った調査では、外出時の障害の一つに「トイレが少ない、使いにくい」とあり、市としても公共トイレの充実が高齢者の外出の機会を増やすことにつながると考えた。

 ただ、新たな設置は費用がかかる。増やす策を考えていたところ、隣接する東京都町田市が商業施設などのトイレを公共トイレとして利用してもらう事業を行っていることを知り、現地を視察して参考にした。町田市では10年10月から事業を始め、現在、コンビニを中心に協力店が71店、寺社も協力して11カ所が公共トイレになっている。県内では大磯町が同様の取り組みをしているという。

 大和市が協力を依頼するコン…

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    仲村和代
    (朝日新聞デジタル機動報道部次長)
    2022年1月21日11時35分 投稿

    【視点】 地域に足りないものを、すでにあるリソースを生かして補う。限られたパイを有効に使っていくためには、こんな発想で「公共」を作っていくことが、今後は大事になってくると感じます。  一方で少し気になるのが、コンビニ側の負担。以前、コンビニの24