「フタリノセカイ」片山友希 こだわりの強い監督たちに愛される理由

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石飛徳樹
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 こだわりの強い監督たちに愛され、演技賞レースで注目を集める片山友希。主演作「フタリノセカイ」は繊細な恋愛映画だ。

 いま最も上昇気流に乗る若手だ。昨年の「茜色(あかねいろ)に焼かれる」でヒロインの同僚を、ほわんとした空気感で演じて、報知映画賞新人賞やヨコハマ映画祭助演女優賞を獲得した。

 「賞を取りたいという欲は恥ずかしいと思っていた」と話す。「でも悩んで演じた『茜色』は試写を見て心が震えた。『賞が欲しい』と口に出せた初めての映画になりました」

 今年に入って「弟とアンドロイドと僕」「フタリノセカイ」と、2本の出演作が相次いで公開された。後者では、体は女性、心は男性の若者を愛する女性ユイを繊細に演じる。

 ユイは真也(坂東龍汰)と出会って恋に落ちる。ユイはある時、真也がトランスジェンダーだと知る。そこから始まる2人の紆余(うよ)曲折が、数年にわたって描かれる。

 「撮影前は勝手に重く考えていたんですが、飯塚花笑(かしょう)監督がユイと同じ立場の人を紹介してくれました。とてもハッピーな感じの方だったので、気持ちが楽になりました」

 2人がうまくいっていない時…

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