習氏「容赦ない態度で処罰」 中国規律委、「反腐敗」で引き締め

北京=高田正幸
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 中国共産党の「反腐敗」政策を担う中央規律検査委員会の全体会議が20日に閉幕した。会議の成果を要約した文書では「高潔な党風建設と反腐敗闘争を徹底的に実行し、第20回党大会を勝利で迎える」と記し、今年秋の党大会に向けて、党紀の引き締めをはかる姿勢を示した。

 文書では、習近平(シーチンピン)指導部のこれまでの取り組みについて「厳格な統治によって歴史的で画期的な成果を成し遂げた」と評価。そのうえで「新たな課題」があるとして、積極的に対応していく姿勢を示した。

 習氏は就任以降、「反腐敗闘争」によって政敵を摘発し、権力を固めてきた。今秋の党大会で、党総書記として異例の3期目に挑む見通し。全体会議が始まった18日の演説では「容赦ない態度で腐敗を処罰する」と語り、厳しい姿勢で党内統治に臨む意思を示していた。(北京=高田正幸)