ランクル納期が最長4年、異例の長期化 受注殺到でも生産に滞り

三浦惇平
[PR]

 トヨタ自動車は、SUV(スポーツ用多目的車)「ランドクルーザー」について、注文した顧客への納期が最長で4年程度になるとの見通しを示した。公式ウェブサイト上で発表した。世界各国から注文が殺到する一方、部品不足で生産活動が停滞していることも影響しているとみられ、異例の長さとなっている。

 ランドクルーザーの新型は昨年8月に発売された。トヨタは、発売当初から納期が「1年以上」となる見通しを示していた。

 ランクルは、「悪路走破性」を強みにする。1951年の誕生以来、世界各国で販売。新型も世界中から注文が相次いでいるという。

 一方、生産では、新型コロナウイルス感染拡大により部品調達が滞っている影響も受けてきた。生産を担うトヨタ子会社「トヨタ車体」の吉原工場(愛知県豊田市)の稼働が一時止まるなど、生産活動が制限されてきた。

 トヨタはウェブサイトで「納期短縮に向け、最大限の取り組みを実施する」とのコメントを出した。(三浦惇平)

  • commentatorHeader
    福田直之
    (朝日新聞記者=産業、テック、中国)
    2022年1月21日12時1分 投稿

    【視点】 「ランクル」として親しまれるランドクルーザーは世界中で大人気です。「国内では90万元(約1600万円)するが、ここなら84万元(約1500万円)だよ」。北京特派員だった2019年の夏、天津市の並行輸入車展示場でそう声をかけられました。聞い