沖縄の子どもたちに届く北国の贈り物 送り主は「函館山」さん

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阿部浩明
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 沖縄のひとり親家庭の子どもたちのもとに毎年、北海道の「特産品」が送られてくる。ある時はひげ付きのトウモロコシ。またある時には道南の郷土料理イカめし。北国から届く驚きの贈り物に、子どもたちは大喜びだ。送り主は、名前を明かさない「函館山」さん。

 子どもたちが暮らしているのは、那覇市首里の市母子生活支援センター「さくら」。夫の暴力や経済的貧困などの事情から、自宅で生活できない母親と子どもを保護している。施設には現在、20世帯約60人が入所している。

写真・図版
トウモロコシなどがどっさり届いて喜ぶ職員たち=2016年、那覇市、「さくら」提供

 最初のプレゼントは2016年の夏。ある男性から突然、皮とひげの付いたトウモロコシ100本が送られてきた。畑になっているままの姿に、南国の子どもたちは興味津々。「トウモロコシって、こんなふうになっているんだね!」。驚きながら、みんなでおいしく頂いた。

 それから毎年、北海道限定の…

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