密なぬくもりで寒さをしのぐ 香川・小豆島の「サル団子」

田辺拓也
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 香川県土庄町小豆島銚子渓自然動物園「お猿の国」で、ニホンザルが身を寄せ合い暖をとっている。「サル団子」と呼ばれ、多いときには100匹以上が集まり、直径2メートルほどの「団子」になる。

 銚子渓一帯には約500匹の野生のサルが生息しており、60年以上餌付けされている。例年、11月中旬から2月末までの気温が10度以下の寒い日に、岩陰や木の下に集まって寒さをしのぐという。

 同園運営管理担当の加治優希さんによると、小豆島のサル同士は顔見知りで関係が良く、全国的にも珍しい大きな団子をつくるという。中心には序列の高いサルが陣取ることが多いといい、この日もボスザルの「団十郎」が他のサルをかき分け、割り込んで暖まっていた。(田辺拓也)

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    秋山訓子
    (朝日新聞編集委員=政治、NPO)
    2022年1月21日17時58分 投稿

    【視点】ある引退した有名政治家は若い頃、リーダーについて学ぶため、サル山に通ってボスザルのふるまいを研究したそうです。私もサル山見学に凝っていた時期がありました。親子で毛繕いをしていつくしみあう様子に心があたたまったり、ボスザルの堂々たる行動に関心