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子宮筋腫の全摘出、内視鏡手術ロボットで成功 執刀医が語る利点

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 福井大学付属病院(福井県永平寺町)は、内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチSi」を使って子宮筋腫の全摘出手術に成功したとこのほど発表した。県内で婦人科疾患にロボット支援手術が導入されたのは初といい、今月20日までに6例を実施した。会見した産婦人科の吉田好雄教授(61)は「今後も患者の体への負担がより少ない婦人科疾患手術を広めたい」と話している。

 子宮筋腫は子宮の筋層にできる良性腫瘍(しゅよう)。1例目の手術は昨年10月にあり、40代患者の腹部5カ所から内視鏡と、メスや鉗子(かんし)を装着したロボットアームを挿入し、患部の立体画像を見ながら約5センチの筋腫ができた子宮を摘出した。11月には別の40代患者を執刀し、いずれも術後4日目に退院した。

 執刀したロボット支援手術認定医の井上大輔医師(34)は、従来の内視鏡手術と比べて「視野が広く圧倒的に鮮明な立体画像で神経や血管も認識できる。細かく自在に動くアームで、周辺の神経を傷つけずにすむ」と話した。1カ所の切開部を8~12ミリと小さくでき、出血や術後の炎症なども抑えられ、患者への負担が小さく済んだという。

 日本産婦人科内視鏡学会のま…

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