名古屋税関管内からの輸出額、過去2番目の高水準 自動車の回復反映

[PR]

 名古屋税関が21日に発表した2021年の管内5県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野)の輸出額(速報値)は前年比20・0%増の19兆3969億円で、07年に次ぐ過去2番目の高水準となった。増加は3年ぶり。主要輸出品の自動車がコロナ禍前の9割程度まで回復したのに加え、自動車部品や鉄鋼、プラスチックなど幅広い製品が伸びた。

 輸入額も22・7%増の9兆8471億円で、3年ぶりに増えた。原油の値上がりで、関連製品の輸入額がふくらんだ。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9兆5498億円の黒字。黒字額は前年より17・4%増えた。

 名古屋港からの輸出額は19・9%増の12兆4812億円で、全国の港で2位。前年まで9年連続で1位だったが、21年は半導体製造装置などが伸びた成田空港が26・2%増の12兆8215億円で1位に返り咲いた。