「リビング学習」困りごと解決グッズ続々 きっかけは社員のあるある

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安井健悟、中井なつみ
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在宅時間が増えるなど、コロナ禍の生活スタイルの変化を受け、リビングを「学習スペース」にする子どもたちが増えています。一方で、「切り替えが難しい」などの悩みを抱える保護者も多く、解消するための様々な商品がいま、注目を集めています。

売り上げ、コロナ前の3倍に

 「リビング学習」とは、子ども部屋ではなくリビングの食卓などで自宅学習をするスタイルのこと。もともと、住宅事情や、親が子どもの勉強をサポートしやすいなどの理由でじわり広がっていたが、コロナ禍の一斉休校やオンライン授業の導入などで子どもの自宅学習が増え、多くの家庭で身近になった。ベネッセコーポレーションが2020年11月、家具・インテリア販売大手のニトリと共同で年長から小学校5年生の子どもを持つ保護者計1236人を対象に行った調査では、自宅で子どもが学習する場所を「リビング」だと答えた人が8割を超えた。

 一方で、学習机と食卓やだんらんスペースを兼ねることになり、集中できなかったり、片付かなかったりという問題も顕在化してきている。そんな悩みに寄り添い、ヒットを飛ばしているのが、文具や事務用品のメーカー「ソニック」(大阪市)の「リビガク」シリーズだ。

 消しゴムのカスを電動で掃除できる卓上クリーナー「スージー」(税込み1650円)、残り時間の目盛りに色がつき、時間の経過をより実感できるタイマー(同2420円)、学習グッズ一式を入れて持ち運びができる「ハコボート」(同1485円)、学校の時間割のように1日の予定を自分で組み立てて見える化できる「マイプランボード」(同2200円)……。これまでの発売総数は53アイテム。21年の売り上げはコロナ禍前の19年に比べ、シリーズ全体で約3倍に伸びているという。

勉強してもらいたいけど消しカスはイヤ

 同社は10年ほど前、メーカ…

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