「顧客データ流出、正直に答えなかった」 ある郵便局長の告白

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藤田知也
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 郵便局が握る大量の顧客データ。その一部が政治流用され、任意団体の全国郵便局長会へと流出していた。ただ、日本郵便の調査に情報流用を申告しなかった局長もおり、判明分は氷山の一角に過ぎない。不正が横行した背景には、参院選に擁立する組織候補の得票数に固執する局長会の「ノルマ体質」がある。

 中国地方のある局長は昨年、郵便局でギフト商品を買った顧客の申込書から、話のしやすい相手を選んで名前や住所を別のリストに書き写していた。参院選に出る組織内候補の後援会に誘うための「支援者名簿」だ。本来なら今ごろ、名簿を頼りに入会を頼んで回るはずだった。

 地域の局長会からは100人…

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