アメリカで使えるビジネス英語力つけるには 記者のスキマ時間勉強法

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ワシントン=合田禄
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 もう少し英語が話せれば、仕事の幅が広がるのに――。そんなことを考え続けた30代でした。海外に住んだ経験がなくても、いつか海外特派員としてやっていく英語力を身につけたい。しかも、働きながら。記者(39)がそんな状況で取り組んだ勉強法を紹介します。

 特派員になりたいと思い、週2回ほどのオンライン英会話を始めたのは30代前半だった。月数千円~1万円ほどの会費を払えば、スマートフォンで英語を学習できるサービスもたくさんあり、慣れると、講師とスムーズに会話できているような気がした。

海外取材で砕かれた自信

 しかし、2018年にノーベル賞の取材で訪れたスウェーデンで、自信は打ち砕かれた。同国の公用語はスウェーデン語だが、ほとんどの人が流暢(りゅうちょう)に英語を話す。事前に準備した質問はできるが、聞き取れない回答があり、即席の問いかけはできない。後から録音を聞いて、「もっとここを聞ければよかった」と後悔が募った。

 留学経験はないが、学生時代は理系の大学院で英語で論文を読み書きしていた。国際学会で発表をしたこともあった。もともとリスニングとスピーキングに自信はなかったが、実際の取材で英語力のなさが身にしみた。「もし特派員になれたとしても、やっていけない」と感じた。

 一念発起したのは19年春。東京・霞が関にあった、社会人のための英会話教室に通い始めた。TOEICやTOEFLのような英語の民間試験ではなく、とにかく仕事で使えるリスニングとスピーキングを鍛える、というコンセプトが自分に合っていると思った。

 まず、1日3時間の英語学習を促された。1年365日続ければ、1千時間以上になるが、働きながら、そんな時間をつくるのは難しい。そこで、移動中の「すきま時間」を使って勉強した。

特派員をめざして英会話教室に通い始めた記者は、「働きながら1日3時間」を達成するためにすきま時間を利用し、ある「教材」に繰り返し取り組みます。記事の後半では、1年後に受けた英語民間試験のスコアや、学んだ表現が米国での取材にどう役立っているかも紹介します。

 勉強といっても、机に本を広…

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