数1・Aの平均点、「過去最低」からさらに下落 入試センターが更新

三浦淳
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 15、16日の大学入学共通テストについて、大学入試センターは21日、得点調整を行わないと発表した。同一教科の受験者1万人以上の科目間で、平均点に20点以上の差が生じた場合に実施するが、今回はその条件を満たさなかった。

 センターによると、共通テストは約53万人が志願し、約49万人が受験した。センターは19日、約24万人の平均点を中間集計として発表したが、さらに採点が進んだ21日、約48万7千人の平均点を明らかにした。

 それによると、特に難化が指摘されていた数学Ⅰ・Aは、19日発表の平均点から2・29点下がって37・96点。化学は1・82点下がって47・63点、生物も1・27点下がって48・81点だった。国語は1・46点上がって110・25点だった。

 末松信介文部科学相は21日の記者会見で、今年の共通テストについて「全体的に暗記型ではなく、日常生活の場面を題材にした問題や、様々な資料や図から複数の情報を読み取って活用する能力を問う点がより明確になっている」と印象を述べた。難易度を含め、共通テストの目的に沿った出題だったかについては「(センターや高校教諭らによる)専門的な評価がされることになっている」と述べた。(三浦淳)

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