冬の未明に一転の津波警報 判断分かれた現場「5回呼びかけたが…」

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 南太平洋・トンガ諸島の海底火山で起きた大規模噴火では、15日夜に気象庁は「津波被害の心配はない」と発表したが、約5時間後の16日未明、一転、19都道県に津波警報・注意報を出した。避難指示を出すべきかどうか。聞き慣れない噴火での津波、冬場の未明という悪条件も重なって自治体の判断はわかれ、課題も浮かびあがった。

本部を高台に移して全職員呼び出し。しかし…

 「ユニホームを着ていないうちに『プレーボール』と言われたようだった」。岩手県大槌町の防災対策課の担当者はこう振り返る。

 16日午前0時15分の津波注意報を受け、Jアラート(全国瞬時警報システム)が作動。防災行政無線のサイレンが鳴り、津波警戒を終えて帰宅していた職員たちが再び役場に駆けつけた。災害対策本部を立ち上げ、16日午前0時半に避難指示を出し、防災行政無線やLINEなどで海岸近くからの避難を求めた。

 午前2時54分に注意報から…

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