賞味期限切れ10カ月の食材でケーキの調理実習「加熱すれば大丈夫」

斎藤徹
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 福島県教育委員会は20日、県立光南高校(矢吹町)であった家庭科の調理実習で、担当教員が賞味期限切れから最長10カ月たった食材を使い生徒に調理・試食させていたと発表した。

 高校教育課によると、同校は19日午後、3年生24人の家庭科授業で、ケーキを作る調理実習を行った。その際、教員は、賞味期限が10カ月過ぎた冷凍サクランボ、5カ月過ぎた冷凍パイ生地、1カ月過ぎたバターを生徒に使わせた。

 調理の途中で、これらの食材の賞味期限が切れていることに一部の生徒が気づき、教員に指摘したが、教員は「加熱すれば大丈夫」と話し、そのまま生徒に調理させた。作ったケーキは生徒に食べさせた。

 授業終了後、一部生徒が別の教員に知らせて発覚した。同校は同日中に生徒や保護者に説明して謝罪。教員も「申し訳なかった」と謝罪した。20日時点で体調不良を訴える生徒はいないという。(斎藤徹)