「進撃の巨人」作画担当の巨大イラストが橋脚に「内緒の告白の場に」

河合博司
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 茨城県古河市埼玉県加須市に架かる渡良瀬川の三国橋の橋脚に、人気アニメーターの巨大イラストが登場した。アニメ「進撃の巨人」の登場人物の作画などを担当した浅野恭司さん(46)の作品で、様々な年代の男女が力強く駆け出す構図。一緒に走りたくなるような元気の出るイラストが、殺風景な橋脚を彩っている。

 イラストの大きさは縦3メートル、横4メートル。古河市出身の浅野さんが「未来に向かって進む市民を描いた」と話す作品で、題名は「古河 THE ANIMATION」。

 針谷力・古河市長が「子どもたちの郷土愛を育むイラストを」と浅野さんに制作を依頼。環境教育に取り組む市民団体「わたらせ水辺の楽校運営協議会」が費用を負担し、設置するために国や県との交渉も担った。画像をフィルムに転写し、昨年末、橋脚の1カ所に貼り付けた。

 浅野さんは市が公開している動画の中で、「高校生カップルが内緒で告白する場所に使っていただきたい」と話している。

 同協議会は三国橋周辺の河川敷で、魚や植物の観察会を開いている。今後、自然と触れあう楽しい子どもたちの絵を他の橋脚に掲げる構想もあるという。(河合博司)