活火山ふもとの町、ふるさと納税からトンガ支援 「お互い様の精神」

トンガ噴火 その衝撃

滝沢隆史
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 海底火山の大規模噴火に見舞われたトンガを支援しようと、長野県御代田町は20日から、ふるさと納税の寄付金の使い道に「トンガの復興支援」を選べるようにした。返礼品代などの経費を除いた金額を在日トンガ大使館へ送る。

 トンガは南太平洋中部にあり、トンガ海溝に沿って南北に約170の島々が並ぶ。このうち、30を超える島に住民がいる。首都ヌクアロファから北に60キロ余りの海底火山が15日に噴火。国外との通信が困難になっており、トンガ国内の被害の全容は明らかになっていない。

 御代田町は長野、群馬県境にある活火山・浅間山のふもとに広がる。同町の担当者は「将来、他の自治体や他国のお世話になる可能性もあり、お互い様の精神で甚大な被害を被ったトンガを支援したい」という。

 町のふるさと納税は、地元のクラフトビールや高級ホテルの宿泊券などの返礼品が好評だ。今年度は1月中旬までに、すでに昨年度の倍近い4億4200万円の寄付金を集めている。

 期間は3月31日まで。ふるさと納税サイト「さとふる」か、町への直接振り込みで受け付ける。(滝沢隆史)