【22年初場所13日目】ここ数場所とは違う 万年大関候補がついに

有料会員記事

松沢憲司
[PR]

(理事長が見た!)負け越しの正代へ「稽古しかない」

 「きょうは勇気があったね」

 八角理事長は第一声で、御嶽海の姿勢を褒めた。

 阿炎の両手突きをものともせず、前へ。相手が苦し紛れにはたいてきたが、それでも頭を下げ、前に出た。

 「(御嶽海は)下がらなかったね。足がよく出ていますもんね。阿炎は我慢できなかったね」

 2敗対決を制した御嶽海は、先場所に続いて11勝目だ。「立派じゃないですか。ずっと三役で勝ち越していて力は持っているわけですから」

 負け越した正代については、「稽古しかないですよね。寄って出る圧力は稽古の中から出てくる。それなりに、でなく、とことんやってほしいですよね」。来場所は正代、けがで休場した貴景勝がそろってカド番となる。

(支度部屋から)寅年に初の序二段優勝・朝阪神、1差で追走の琴ノ若、久々勝ち越し碧山

 ○琴ノ若 好成績を買われ、14日目は関脇隆の勝戦。「やることは変わらない。自分の力を出し切れればいいと思います」

 ○碧山 5場所ぶりに勝ち越し。「だいぶつらかった。うれしいですね」

 ○序二段で優勝した朝阪神(あさはんしん) プロ野球・阪神好きが高じ、しこ名の下も「虎吉」という21歳。とら年最初の本場所で自身初の各段優勝を果たし、「自分でも分からないですけど、気合が入っているんですかね」。愛するタイガースの話題を振られると、「今年もAクラスにはなってほしいなと思います」と意外に慎重。

 ○阿武咲 逆転の投げで正代を破る。「本当にただのまぐれです。(土俵際で)何かしてやろうと思っていました」

(東西トーザイ)2敗対決制した御嶽海 再び場所の主役に

 29歳の御嶽海と27歳の阿炎。同世代で、今場所は10勝2敗の好成績。さらに突き押しが得意と共通項の多い2人の取組は、期待通り、見応え十分だった。

 立ち合い、御嶽海は相手の速…

この記事は有料会員記事です。残り676文字有料会員になると続きをお読みいただけます。