カザフ騒乱、駐日大使が鎮圧を正当化 「内紛説」は明確な回答避ける

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佐藤達弥
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 中央アジアカザフスタンで起きた全国規模の騒乱をめぐり、サーブル・エシムベコフ駐日カザフスタン大使が21日、日本外国特派員協会で記者会見し、「平和的なデモが外国で訓練されたテロ集団に乗っ取られた」と主張して、武力によるデモの鎮圧を正当化した。政権内での内紛が背景との見方については、明確な回答を避けた。

 トカエフ大統領は抗議行動が拡大していた今月7日、警告なしの射撃を命令し、内務省によると治安部隊が抗議の参加者26人を殺害。米政府は「射殺命令は間違い」と批判していた。

 エシムベコフ氏は会見で、警察から武器を奪う市民や、抗議活動で略奪された銃砲店とされる映像をスクリーンに映し出し、「彼らは法と秩序に害を与えようとした」と主張。治安当局が銃撃でデモ隊を抑え込んだことについては、「人々の生命や財産を守る対テロ作戦を大統領が命令した」と正当性を訴えた。

 「自国民を撃つのは民主主義…

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