新型コロナウイルスのオミクロン株に対するワクチンの効果について、米疾病対策センター(CDC)は21日、3回目の追加接種(ブースター接種)をすれば入院を防ぐ効果は9割あるとする新たなデータを公開した。2回接種から半年以上たった人は、この効果が6割弱に落ちていた。
CDCがオミクロン株に対するワクチンの効果を米国内の大規模な感染者のデータで明らかにするのは初めて。
全米259カ所の病院に、昨年8月下旬~今年1月初旬に入院した約8万8千人を対象に、それぞれの地域でオミクロン株が大半を占めるようになった後を分析した。その結果、入院を防ぐ効果は、2回接種して半年経過していない場合だと81%、半年経過すると57%で、3回目の追加接種をして2週間経過していると90%だった。
CDCはこれとは別に、ワク…

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