リオのカーニバル、パレードを4月に延期 路上カーニバルは中止

サンパウロ=岡田玄
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 南米ブラジルのリオデジャネイロ市は21日、恒例のカーニバルのパレードを4月に延期すると発表した。2年ぶりの開催となる今年は2月下旬に予定していた。だが、オミクロン株の感染が拡大したことから、延期を決めた。

 発表によると、リオとサンパウロの両市長と保健当局、サンバチームの代表らが協議し、両市ともに4月にパレードを延期することを決めたという。両市ともすでに、一般市民も参加できる路上カーニバルの中止は決めている。

 ブラジルでもオミクロン株の感染が拡大しており、保健省によると、21日の新規感染者は16万6千人を超え、死者は358人。累計感染者数は2375万人に達する。現地の主要メディアの集計によると、19日には初めて1日あたりの感染者が20万人を超え、過去最多の水準が続いている。

 リオのカーニバルは例年、2月末から3月上旬に開催される。数万人が参加する壮麗なパレードには、ブラジル国内外から数百万人の観光客が訪れる。2020年2月のパレード直後にブラジルで初めてとなる感染者が確認された。21年は2月の開催を断念して7月に延期したが、感染が収束せず、結局、中止になった。(サンパウロ=岡田玄)