参院選三重選挙区、立憲と国民は芳野氏擁立、共産とは共闘せず

立憲国民

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 立憲民主党国民民主党の両三重県連は22日、今夏の参院選三重選挙区(改選数1)に、元県議の芳野正英氏(47)を擁立すると発表した。引退を表明している立憲現職の芝博一氏の後継候補として、無所属で立候補する予定。自民党は県議の山本佐知子氏(54)の擁立を決めており、与野党対決の構図が固まった。

 津市内で開いた記者会見で、芳野氏は「社会を覆う閉塞(へいそく)感を打破したい。『共生』をキーワードに、ともに支え合う社会をつくっていく」と述べた。会見には県議会会派「新政みえ」や連合三重のトップも同席。連合三重をのぞく3者は推薦を決定済みという。

 連合は、共産党と連携する候補者を参院選で推薦しない方針案をまとめている。立憲県連の中川正春代表は「立憲と国民が統一候補で戦う態勢ができた。これが全て」などとし、共産との共闘を否定。連合三重の番条喜芳会長も、「国民、立憲が方向を一つに戦うことをもって、本部に(推薦を)上申したい」と話した。

 芳野氏は三重県四日市市議や県議を経て2019年の参院選に無所属で立候補して落選。昨秋の衆院選では立憲の比例東海ブロックの単独候補として立候補している。直近まで立憲・岡田克也衆院議員の政策秘書をしていた。

 一方、自民党県連は昨年10月、山本氏の擁立を決定。12月に四日市市であった県連の集会で川崎二郎会長(当時)が「山本さんに、どうしても勝利いただかなければならない」と訴えるなど、芝氏に敗れた16年に続く2回目の挑戦への準備を加速させている。