ウクライナ侵攻懸念、米「ハイブリッド戦」警戒 ロシアは撤退拒否

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ワシントン=高野遼 モスクワ=喜田尚
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 国境にロシア軍が結集するウクライナ情勢をめぐり、米国はロシアが近く侵攻に踏み切る可能性があると危機感を訴えている。ウクライナ国内での「偽情報」の拡散といった情報工作を指摘し、攻撃の準備を整えていると強調する。一方のロシアは攻撃の意図は否定するが、軍の撤退は拒否。侵攻への懸念が高まっている。

米国務長官「侵攻の下準備」

 米国は今月に入り、ロシアによる情報工作への対策を次々と打ち出している。

 ジュネーブでの米ロ外相会談を翌日に控えた20日、米財務省はロシア連邦保安局(FSB)の指示でウクライナ国内での情報工作に関わったとして、同国の国会議員ら4人に対する制裁を発表した。4人は親欧米派の政権を批判する偽情報をメディアに流したり、サイバー攻撃に必要な情報をロシアに提供したりしたとされる。

 こうした例はロシア政府によ…

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