【詳報】離婚で届かない10万円給付、岸田首相「見直しを検討」

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衆院予算委員会で質問する立憲民主党の泉健太代表(左)と挙手する岸田文雄首相=2022年1月24日午後2時45分、上田幸一撮影
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 今国会初めてとなる衆院予算委員会が24日に開かれました。質問者は自民党高市早苗政調会長のほか、野党からは立憲民主党泉健太代表ら。新型コロナウイルス対策のほか、政府がユネスコへの推薦を見送る方向で調整している佐渡金山遺跡(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録をめぐる質疑など、論戦を追いました。

17:00

午後の質疑も終わる

 衆院予算委員会の午後の質疑が終わった。

16:45

コロナ禍の旅行は良い?悪い? 立憲・長妻氏が質問

 「旅行はどうなのか。良いですか、悪いですか」。新型コロナの感染拡大を踏まえ、立憲民主党の長妻昭・元厚労相は「不要不急の県をまたぐ移動は自粛が政府などのメッセージだ」と指摘した上で、旅行の是非について政府の見解を正した。

 コロナ対策が担当の山際大志郎経済再生相は「まん延防止等重点措置」で、政府の基本的対処方針に「不要不急の都道府県間の移動は極力控えるように要請することとしていると書かれている」と紹介。その上で、「都道府県は地域における感染状況等を踏まえ、必要な措置を講ずるものって話でございますから、これというふうに決められているものではない」と答えた。

 これに対し、長妻氏は「旅行は感染対策をすれば、して良いっていうことか」と再度質問。山際氏は「不要不急という言葉の意味をどう捉えるかによると思いますが、例えば、いつも一緒にいる家族で移動することに関して、何か制限をする必要はないというのが、混雑した場所や感染リスクの高い場所を除き外出自粛要請の対象としないということで全体に書かれている。やはりそれはケース・バイ・ケースなんだと思う」と述べた。

 長妻氏は「いま初めて聞いた。家族とならば、注意すれば良い?」と述べ、政府の統一見解を出すように求めた。

16:35

コロナの法改正は秋に? 厚労相「段取り決めていない」

 岸田政権は6月までにコロナ対策を検証した上で危機管理の抜本的強化策をまとめるとして、感染症法の改正も強化策がまとまってから行うと説明している。立憲側は政府の対応が遅いと再三追及した。しかし、政府側の答弁は、現行法のなかで今できることに集中するとの範囲を超えず、国会での法改正はいつ実現するのかも明言しなかった。

 立憲の長妻昭元厚労相は、コロナのさらなる感染拡大に備え、必要な法改正を与野党協議してすぐ行おうと提案した。政府の現在の想定として、「法案を出すのは秋の臨時国会なのか?」とただした。

 参院選が7月に予定されており、かりに6月ごろ必要な法案をまとめても、参院選を控えた通常国会はすぐに閉じてしまう。法案が実際に国会で審議される時期はさらに遅れることを念頭に置いた問いだ。

 これに対し、答弁にたった後藤茂之厚労相は「6月に法制度をまとめる。それ以降の段取りは決めていない」とゼロ回答。政府としての見通しを明らかにしなかった。

16:15

立憲・長妻氏「耳の痛いこと、総理の耳にちゃんと入っている?」

 「聞く力」を掲げる岸田文雄首相に対し、立憲民主党の長妻昭・元厚労相は「オミクロン株対策について、国民から政府の対策に苦言、注文など耳の痛いことは総理の耳にちゃんと入っているのか心配」と述べ、「国民の皆さんから聞いたそういう類の話、もしあればご紹介いただければ」と求めた。

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衆院予算委員会で質問する立憲民主党の長妻昭氏=2022年1月24日午後4時25分、上田幸一撮影

 これに対し、首相は「様々なお立場の方から直接いろいろなご意見を承っている。水際対策についても、より厳しくしてもらいたいとの意見もあれば、より緩和して世界の窓を広げてもらいたいとの意見もある」と説明。「病床、ワクチン接種、検査、経口治療薬によりスムーズにアクセスできるために工夫してもらいたいなど、様々なご意見を承っている」とも述べた。

 さらに、首相は「濃厚接触者の待機期間や入退院の基準など、オミクロン株の科学的な知見が集まる中にあって、より現実的な対応を日々考えていかなければいけない。こうしたことを思いながら、取り組みを進めている」と語った。

15:45

尾身氏「状況が悪化すればさらに強い対策が必要に」

 「状況がさらに悪化すれば…

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