トンガ国民の84%が被災か 全住宅が倒壊した島も

トンガ噴火 その衝撃

ジャカルタ=半田尚子
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 海底火山の大規模噴火に見舞われたトンガの政府は、22日に声明を出し、火山灰と津波の影響で「国民の約84%(にあたる約9万人)に被害が及んだと推定」されると発表した。

 声明によると、21日時点で確認された死者は3人、負傷者は14人。死者3人の内訳は、いずれもトンガ諸島の中部にあるマンゴ島の地元男性(65)と英国人、ノムカ島の地元女性(49)1人だという。

 マンゴ島は全ての住宅が津波などで倒壊したとされる。マンゴ島の住民62人はノムカ島へ避難したが、そのノムカ島も食料や水が不足していることから、住民は首都があるトンガタプ島へ移動する予定だという。

 火山灰による水の汚染が心配されていたが、声明は「水質検査により地下水および雨水は飲用可能」になっていると説明している。国際電話は一部復旧したが、島々の通信状況はまだ不安定な状態だという。(ジャカルタ=半田尚子)