「まるで通り魔」だったあおり運転 父子が体験した恐怖の4キロ
後ろから猛スピードで近づいてきた軽乗用車は、約4キロにわたって蛇行運転や急な割り込みを続けた。運転手は笑っているように見え、「まるで通り魔だった」。東京都内の高速道路であおり運転の被害に遭い、死を意識したという男性が一部始終を語った。
昨年9月21日朝、男性は高校1年の次男を車に乗せて相模原市の自宅を出た。以前から食べに行きたかった、群馬県内の人気のモツ煮専門店に向かうためだ。
始まりは午前10時半ごろだった。場所は東京都あきる野市。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の追い越し車線を走っていた時のことだ。前を行く軽乗用車が左車線に移った。道を譲られたと思い、追い抜いた。
その5分後、バックミラーにものすごいスピードで迫ってくる車が映った。ついさっき追い抜いた軽乗用車だった。あっという間に数メートルまで接近してきた。
「あおり運転だ!」
被害男性が「理不尽で恐ろしい体験だった」と振り返るあおり運転の様子は、ドライブレコーダーに記録されていました。記事後半では、その動画とともに、被害の詳細や軽乗用車を運転していた男の言い分をお伝えします。
当時はトンネルの中にいた…
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