• アピタル

厚労相「人流抑制は非常に有効」 コロナの感染拡大対策として

枝松佑樹
[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大への対策として、後藤茂之厚生労働相は23日、「地域によって感染状況を踏まえ、人流抑制は非常に有効な手段」と述べた。コロナ対策を政府に助言する専門家有志は、人流抑制も認めつつ、感染リスクの高い場面や場所での「人数制限」の方が現時点では適していると政府に提言している。

 NHKの「日曜討論」に出演して述べた。後藤氏は、軽症者が急増しても社会的機能を維持すること、重症者の命を守ることの両立が必要だとした上で、「重点を置く部分でメッセージに少し違いが出るような聞かれ方になっている」として、政府としても足並みをそろえる「ワンボイス」で伝えていくことを心がけると述べた。

 また、濃厚接触者の待機期間は現在10日間に短縮され、命や暮らしを支える「エッセンシャルワーカー」は検査で陰性を確認すれば最短6日になる。

 後藤氏は「必要であれば弾力的な運用も検討しなければならない。そういう局面も来るだろう」と述べ、さらなる待機期間の短縮に含みをもたせた。

 一方、全国知事会長の平井伸治鳥取県知事もリモートで出演し、まん延防止等重点措置について、「知事たちが口をそろえて言うのは、重点措置が今のオミクロン株対策になっていないということ。飲食店中心ではできない」と述べ、基本的対処方針を見直すよう求めた。(枝松佑樹)