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献血不足「過去に例がないほど深刻」 感染拡大、バス巡回が中止に

新型コロナウイルス

太田原奈都乃
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 【山口】新型コロナウイルスの感染が拡大する中、山口県内の学校や事業所で予定されていた献血バスの巡回が相次いで中止となり、輸血医療に必要な血液が不足する恐れが出てきた。県赤十字血液センターはホームページで「過去に例がないほど深刻な状況」と訴え、献血への協力を呼びかけている。

 集まった血液は医療機関に供給され、主にがんの治療に使われる。同センターによると、県内では1月、3523人分の400ミリリットル献血が必要とされる。だが確保量は8割にとどまり約630人分不足する見込み。特にA型とB型が不足しているという。

 新型コロナの感染急拡大で1月に予定していた献血バスが13の会場で中止になった。現在は商業施設を中心に巡回する対応をとっており、23日にも防府市など県内3カ所で実施した。

 献血バス内では換気や消毒、飛沫(ひまつ)対策の仕切りといった感染対策をとっている。献血推進課の大田洋介さんは「輸血を必要とする人のため、コロナ禍でも安定的な供給が必要。献血会場では感染対策を徹底しているので安心して協力してほしい」と話す。

 献血バスの運行予定はホームページで確認できる。混雑を避けるため、前日夕方5時までの事前予約を勧めている。やまぐち献血ルーム(山口市野田)でも献血が可能。木曜定休。問い合わせは、083・922・6866へ。(太田原奈都乃)

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