空き家をDIY 築46年の集合住宅「藍住さくら団地」で体験会

斉藤智子
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 築46年の集合住宅「藍住さくら団地」(徳島県藍住町)で22日にDIY体験会が始まった。2月末まで7回の講座(各講座4人定員)があり、参加者が壁や天井の大工工事、クロス貼りなどを体験しながら2DKの空き部屋を改修する。徳島市を拠点に活動する職人やクリエーターの集団「屋雲万次郎」を講師役に、初回は県内から集まった4人がローラーとはけで天井や壁を白く塗装した。

 2018年の総務省住宅・土地統計調査によると、県内の住宅の空き家率は10・3%(全国平均5・6%)で全国ワースト5位。DIY体験会は空き家の利活用と移住者増を図ろうと、県住宅供給公社が管理する藍住さくら団地で、県の協力のもと19年度に始まった。19、20年度に2部屋を全面改装、2部屋を部分改装。改装後は、移住希望者や企業向けの短期滞在に使われている。

 この日参加した阿南市の吉積和重さん(52)は「空き家の古民家をリノベーションして宿にしたい。技術を習おうと参加した。貴重な経験を忘れないうちに実践したい」と話した。(斉藤智子)