手を取り合う平和なまち 中学生の絵画が最優秀賞 18カ国から応募

福冨旅史
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 人種や宗教が違っても、平和を願う心に国境は無い――。そんな「平和なまち」を表現した広島市の中学生の作品が、国際NGO・平和首長会議(会長=松井一実広島市長)が主催する絵画コンテストで、世界4166作品の中から11歳~15歳の部の最優秀賞に選ばれた。

 広島市立口田中学3年の山田初花(ほのか)さん(15)。ロシアやヨルダンイラクなど18カ国105都市から応募があった。平和教育の一環として2018年から毎年行われているコンテストで、「どんな町が平和だと考え、どう表現できるか」が選考の基準になる。

 山田さんは授業で、紛争や人種差別がはびこる世界の現実を学び、「だれもが手を取り合う町」にしたいと発想。白人や黒人、民族衣装を着た女性らが折り鶴に乗り、虹を渡る様子を描いた。「輝く未来を迎えたい」との思いから、背景はステンドグラスをイメージした色鮮やかなデザインにした。

 山田さんは「差別や戦争がない世界につながる、小さな一歩になればうれしい」と話している。6歳~10歳の部では、イランの女児(7)の作品が最優秀賞に選ばれた。(福冨旅史)