「タコにターバン描いてみたら」 冗談から始まったコラボ駅弁

加藤あず佐
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 淡路屋(神戸市)が7日から、人気駅弁「ひっぱりだこ飯」の新作「たこ壺(つぼ)カレー」(1200円)の販売を始めた。たこつぼを模した定番の容器と包装に描かれたタコは、インド風のターバン姿に変身している。

 甘めのだし汁で炊きあげたミンチをカレーペーストと合わせ、その上にマダコのうま煮を盛り付けた。同社の担当者は「タコの甘みとスパイスのバランスが絶妙です」と話す。

 開発のきっかけは、社員たちの雑談だった。従来のひっぱりだこ飯の容器を眺めていた社員が、冗談のつもりでターバンを落書きしたところ、「似合う!」。そこから新作に向けた企画が進んでいったという。

 7日から同社の直営店で販売を始めており、売れ行きは上々だ。各地の百貨店で開かれる駅弁の販売イベントで、実演販売も予定している。持ち前の吸盤で、客の心をしっかりつかんだようだ。(加藤あず佐)

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    吉岡桂子
    (朝日新聞編集委員=中国など国際関係)
    2022年1月24日19時11分 投稿

    【視点】鉄道好き、駅弁好きが多い私の周辺では、この「たこ壺カレー」とあわせて年初から発売になった「JR貨物コンテナ弁当」も話題です。紫色のコンテナにすき焼き弁当。車両の駅弁はたいてい先頭車両が容器になっているなか、地味な貨物コンテナは珍しい。こちら