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第6波、目立つ20代以下の感染 埼玉県が分析、高齢者への拡大懸念

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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による今の感染「第6波」で、20代の感染が、より目立っている。昨年末からの埼玉県内の感染者に占める割合は32%で、昨冬の「第3波」、昨夏の「第5波」より高くなっている。県は今後、若者の感染から、重症化しやすい高齢者に広がることを懸念している。

 県内の新規感染者は1月2日に10人だったが、連日ほぼ倍増し、15日には1千人を超えた。19日には5カ月ぶりに2千人を超えて最多を更新するなど、かつてない増え方になっている。

 県が19日までに公表した感染者の属性の一覧から、第3波の期間を2020年12月1日~21年3月5日、第5波を21年6月23日~11月2日、第6波を21年12月29日~22年1月19日とし、年代別の割合を出した。各期間は、週平均の感染者数が増え始めた日から下げ止まった日までとし、この期間に感染が判明している人を分析対象にした。

 それによると、第3波では感染者約2万1千人のうち、20代の感染割合が20・3%で最も高く、40代(14・7%)、50代(13・7%)、30代(13・0%)と続いた。60代以上の高齢者は26・9%で、10・9%だった10代以下の倍以上だった。

 約7万人の感染者がいた第5波では、20代(26・9%)、30代(17・2%)、40代(17・0%)の割合が増えた。10代以下も18・8%まで上がったが、60代以上は7・4%と大きく下がった。高齢者の感染割合が比較的低かったのは、ワクチン接種の影響が大きかったとみられる。

 一方、オミクロン株の感染が広がる第6波では、感染者約1万1千人のうち20代の割合がさらに増え、32・2%だった。10代は15・1%で2番目に。10歳未満も5・5%とそれぞれ増えた。20代以下が感染者の半分超を占めた。30~50代はそれぞれ割合が下がった一方、60代以上は9・1%まで上がった。

成人式後の飲み会が原因とみられる感染も

 第6波の感染状況をみると、若者の感染が、より顕著になっているのはなぜか。県の担当者は若者の移動範囲の広さと行動の活発さが影響している可能性を挙げる。

 第3波では、年末年始の直前…

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