桝太一アナ、日テレ退社し研究者へ 「的確に科学伝える方法考える」

上田真由美
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 日本テレビは桝太一アナウンサー(40)が3月で退社し、4月から同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員(助教)に就いてサイエンス・コミュニケーションを研究すると発表した。キャスターを務める日曜の報道番組「真相報道バンキシャ!」への出演は続けるという。

 桝さんは東大大学院農学生命科学研究科修了。大学ではアナゴ、大学院ではアサリを研究した。

 同社を通じて公表したコメントで「大好きな生き物たちの魅力を伝える日もあれば、自然災害・コロナ禍のニュースを伝える日もありましたが、自分の中で共通して考え悩み続けてきたことは、『どうすれば、もっと適切に科学を伝えられて、より良い社会に貢献できるだろう?』という点でした」と説明。そういった課題を解決する手段として、サイエンス・コミュニケーションを学ぶことを選んだとし、「40歳を迎えたことを一つの節目として、今後の人生を使って本格的に取り組んでいこうと決意するに至りました」とコメントした。

 桝さんは23日の「バンキシャ!」で「わかりやすく的確に科学を伝える方法を番組を通して皆さんと一緒に考えて実践していくことを目指したいと思っています」と報告。24日には、昨春まで総合司会を務めた朝の情報番組「ZIP!」に「4月からは研究者とキャスターの二足の草鞋(わらじ)をはくことに致しました」とメッセージを寄せた。(上田真由美)

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    村瀬信也
    (朝日新聞記者=文化、将棋)
    2022年1月25日14時6分 投稿

    【視点】放送の取材を担当していた頃、朝日新聞紙面に載るコラムの執筆をお願いしたことがあります。情報番組「ZIP!」の司会を務めることが決まったことを受けて依頼したものでした。全4回のコラムが載ったのは2011年3月。東日本大震災の発生直後という時期