北大医学生が難病患者の目線で開発 「世界一やさしいチョコ」とは

有料会員記事

松永佳伸
[PR]

 口内が荒れ、食事で痛みを伴うことが多い皮膚の難病「表皮水疱(すいほう)症」の患者が少しでも栄養がとれるようにと、岐阜市出身で北海道大学医学部5年の中村恒星さん(26)が「世界一やさしいチョコレート andew(アンジュ)」を開発した。製造販売会社「SpinLife」も立ち上げ、これまでに1万枚以上を売り上げている。

 岐阜県立加納高から富山大薬学部を経て、編入学した北大医学部で外科医を目指している中村さんは3年前、強烈な痛みを伴う「表皮水疱症」のことを知り、ボランティアで患者会の運営を手伝うようになった。

 生まれつき皮膚がぼろぼろとめくれ、こすれると水ぶくれができる難病で、口内も例外ではない。患者の一人から「ポテトチップを食べると、とげがついている板を食べているくらい痛い」という話を聞き、「食べ物が制限される患者がおいしく栄養を取れる方法はないか」と考えたという。

 富山大では脊髄(せきずい)…

この記事は有料会員記事です。残り851文字有料会員になると続きをお読みいただけます。