経団連会長「遺憾」 住友化学、水道管塗料問題のメーカーに出資

友田雄大、野口陽
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 塗料メーカーの神東塗料(兵庫県尼崎市、東証1部)が水道管の塗料に規格外の原料を使っていた問題について、経団連の十倉雅和会長は24日の記者会見で「非常に遺憾。品質保証はものづくりにとって一番の根幹。取引先はもちろん水道事業者、利用者にも多大なご迷惑をかけた」と話し、原因究明と再発防止策を徹底するよう求めた。

 神東塗料には十倉氏が会長を務める住友化学が45%出資している。

 神東塗料の問題では、日本水道協会が水道管メーカーに出荷自粛を要請。全国の多くの大都市が一時、安全確認のために水道管工事を止める異例の事態に至った。

 経団連は2017年、神戸製鋼所や、三菱マテリアルの子会社などで製品の品質を巡る不正が相次いだことを受け、会員企業・団体に品質にかかわる不正行為の調査を求める要請文を送った。(友田雄大、野口陽)