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緊急避妊薬、「内診」求めず 女性に心理的負担、見直し求める声

市野塊
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 望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬について、厚生労働省の専門家部会は24日、薬の取り扱いを定めた添付文書上で、投与前に求めていた「内診」などの記載を削除することを決めた。医師が器具や手を使って妊娠を調べる内診は女性の心理的な負担が大きく、市民団体から見直しを求める声が上がっていた。

 緊急避妊薬は排卵を遅らせる作用があり、性交から72時間以内にのめば約8割の確率で避妊できるとされる。国内で購入するには現在、対面かオンラインで医師の診察を受け、処方箋(しょほうせん)が必要になる。

 この薬は妊婦に投与できないため、女性が妊娠していないか確認するために、添付文書で内診や尿検査を実施することが明記されていた。しかし、問診だけでも調べられる場合もあり、特定の検査が必須であるようにとれる記載を削除することにした。(市野塊)