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がん患者の5人に1人が治療の内容を変更 新型コロナの流行で

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 新型コロナウイルス感染症の流行を受け、がん患者の5人に1人が治療の内容を変更していたとの調査結果を支援団体がまとめた。前回調査の「8人に1人」よりも割合が高まっており、「第6波」でさらなる影響が懸念されている。

 がん患者の就労を支援する一般社団法人「CSRプロジェクト」が2021年11月、インターネットを使って調査した。

 全国のがん患者310人(平均年齢56.7歳)が答えた。

医療機関や主治医の判断が約8割

 その結果、治療のキャンセルや延期をしていたのは61人。

 主な内訳は外来が26人、血液やCTの検査が22人、注射による薬物療法が12人、外科手術が11人、緩和ケア病棟の利用が4人だった。

 医療機関や主治医の判断による変更が77%と多く、自分の判断で変更した人は16%、家族や友人の助言で変更した人は7%だった。

 自分や周囲の意見で治療の内容を変更した人に理由を聞くと、「通院途中の感染が不安」「感染者との濃厚接触があった」がそれぞれ36%と多かった。それぞれの割合は前回調査より大幅に増え、身近な生活に新型コロナが入り込んできたことの表れという。

「流行長期化、病状の悪化が心配」

 20年10月の前回調査では…

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    岡本峰子
    (朝日新聞仙台総局長=多様性と社会)
    2022年1月25日12時0分 投稿

    【視点】40代の実弟に昨春、がんの胸部転移が見つかりました。本人が主治医や担当看護師さんと話し合って胸腔鏡下術で摘出することを決めました。ただ、コロナ禍で一般の人たちはワクチン未接種。家族はだれ一人として立ち会えませんでした。 術前の説明は、

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