最短ルートを探せ 物流の「最適化」めざすIT企業の泥臭すぎる挑戦

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今泉奏
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 ネット通販の普及もあって多忙を極める物流業界。配達ルートの最適化という難題に20代の経営者が挑む。

■まつした・けん

岐阜市出身。名古屋大情報文化学部から同大院情報学研究科へ進学。大学院修士1年の2015年に起業し、オプティマインドを設立。大切にしている言葉は「謙虚力」。「つい、うぬぼれる性格だから、支えられていることに感謝する心を大切にしたい」。29歳。

 ――日本の物流の課題は。

 「数年前から人手不足や効率化が課題になり、物流危機と言われてきました。ITと泥臭い現場の配送業務との架け橋になりたいという思いで会社をつくりました。家や店舗に最寄りの倉庫から荷物を届けるルートは『ラストワンマイル』と呼ばれますが、その最適化をビジネスにしています。街なかを走るトラックは、どの配送先を、どの運転手で回ると効率的か。顧客の受取時間も考え、ルートを自動で算出するアルゴリズム(計算手法)を開発し、そのシステムを『ルージア』と名づけて提供しています。パソコンやスマートフォンで条件を入れれば、最適なルートを示します」

 ――システム開発の難しさは…

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